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2022参院選の争点 憲法改正

  2022年5月14日 カテゴリ:コラム


今年は憲法施行75年

 今年は憲法施行から75年の節目の年です。折しもロシアによるウクライナ侵攻など世界情勢の不安定さが重なり、憲法改正に向けての議論も盛んになっています。長く憲法改正に消極的だった我が国ですが、改正の是非はともかく憲法について考え、議論をすることは良いことだと思います。憲法施行75年の節目に、一人一人が考え、身近な人と議論をしてみてはいかがでしょうか。

憲法の重要性

 ところで憲法と法律の違いを明確に語れる日本人はどれだけいるでしょうか。法律は国民が守らなければいけないものだとするならば、憲法は国民による国家に対するルールを定めたものです。日本国憲法は国の最高法規であり、法律の上位に位置します。つまり、国民自らが国の最高法規の是非を決められる権利を持っています。

 憲法は、以下の3つの原則からなっています。
▽「国民主権」
▽「平和主義」
▽「基本的人権の尊重」
 この3つの原則について、当たり前のようにその恩恵を享受している私たちですが、世界にはこの原則が得られていない人たちもたくさんいます。憲法改正の議論をする時には、この3つの原則をふまえ、自分たちの今の生活が、どうしたらこれまで以上に良くなるかをイメージして考える必要があるように思います。

参院選の争点「憲法改正」と投票責任

 2022参院選と憲法改正の関係を見ていきましょう。
 憲法を改正するためには、大きく2つのステップがあります。
 まず、衆参各議院の2/3以上の賛成からなる国会の発議、そして国民投票です。国民投票って、経験したことがありますか?

「ないです」。
そう。ありません。
なぜなら、日本国憲法は施行後、一度も改正されたことがないからです。
 国民投票は「総投票数」の1/2以上の賛成をもって、国民の承認を得たことになります。投票権は満18歳以上の国民が持っています。
 ここで勘違いしやすいのが、「総投票数」というキーワード。つまり、国民投票に行った人の民意のみが反映されるという点です。誰もが経験のない国民投票がもし目の前に迫ったら、あなたはどのような選択をしますか?
 「衆参両議院の2/3で発議」、「国民投票の1/2で改正承認」というルールである以上、私たちは国会の勢力を決める選挙や近い将来起こるかもしれない国民投票にも行って、自らの意思を示す責任があります。この投票の責任(権利)が憲法の定める「国民主権」とつながっているのです。2022年の参院選は、憲法改正に向けた重要な一歩となるかもしれません。

為書きの重要性

 みなさんは、各候補者の選挙事務所に行ったことがありますか。そこには「為〇〇候補 祈 必勝」などと書かれた為書きが数多く貼られています。選挙活動に直接携わったことのない人は見たことがないかもしれませんが、テレビなどで当選者の万歳をする姿の後ろや横に貼られているのは見たことがあるのではないでしょうか。
 為書きはとは「〇〇候補者のために」と書かれたものです。だから「為書き」なのですね。
 為書きは候補者の人脈を表すものでもあります。有力者からの為書きであれば、「この人が推すのなら」と思ってしまうかもしれません。

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